庭にフェンスをつけたい——そう思い続けていた。
でも、「隣家にどう思われるかな」とか
「自意識過剰って思われたらイヤだな」とか
「お金かかるし、まあいっか」
そんなこんなで、実行には移せずにいた。
その間に私がやったことといえば、
ホームセンターの安いラティス(すぐ腐る)、
メッシュフェンス(すぐ錆びる)、
プラスチック(ぐにゃぐにゃ)。
でも、試行錯誤していつも楽しかった。
去年仕事を辞めて、自分の時間が戻ってきた。
そしてロサオリエンティスのバラに出会った。
庭スイッチが完全にオンになった。
「ふかふかの土にしたい」
「庭の隅々まで気持ちよくしたい」
そう思ったら、もう止まらない。
ただひとつ問題があった。
周囲の家のリビング前で作業するのが気まずい。
カーテンが“シャッ!”と閉まる音が聞こえると、
「あ、今の私か…?」って胸がチクッとする。
そして思う。ここに目隠しフェンスたてたいなあ。
フェンスは、種類も素材も性能もいろいろあって、
調べ始めるとめちゃくちゃ楽しかった。
1年くらい勉強して、最終的にこう思った。
「どうせやるなら、いいやつにしよう」
「今つけたら、たぶん死ぬまで交換しない」
「裏面も木目調だと高い?でもそれでいい」
隣家の人にも気持ちよく見てもらえるし、
何より私が気分いい。
美しいと思う基準なんて主観でしかないけど、
庭はそもそも自己満足の世界だ。
以前からチェックしていた工務店に直接行って、
見積をお願いして、金額に納得して、そのまま依頼。
その週末には着工。
3日で完成。
選んだのはこの2つ。
- ルシアス S07(目隠し率100%・通風率18%のルーバー)
- ルシアス H02(横格子・両面木目調ラッピング)
結果、大正解でした。
驚いたことに、フェンスを立てたら、庭が広く見えた。
空間って、仕切ると逆に広く感じるのか。
これは完全に新発見で、うれしい副産物だった。
フェンスが完成した日、庭に立ってみた。
風が通って、視線は遮られて、木目がやさしい。
これからは、誰の目も気にせず、
好きなときに庭に出て、好きなだけバラと遊べる。
幸せだ。
